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  • 2008.12.01 Monday
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

一言で言うと、「さすがインディは期待を裏切らない!」という感じです。CGの使い方もいやらしくなく、旧作の雰囲気をきちんと残しているのに、古臭い感じは全くしませんでした。旧作絡みの小ネタが個人的には大好きです。顔がほころびます。こういう旧作からのファンが楽しめる部分と、誰でも分かる(前作を観ていない人でも分かる)キャラクターの掛け合いの面白さの両方がありました。とてもバランスが良く、遊びのさじ加減がとてもいいなと思います。

ハリソン・フォードは確かに年をとっていたのですが、渋いけれどコミカルで、若い頃とはまた違った魅力があってよかったように思います。無理をしてアクションをしているという感じはしませんでした。新たなキャラクターたちも想像以上に良かったです。やっぱり昔のキャラばっかりでは、ただの同窓会。ケイト・ブランシェットさま。エリザベスも良かったのですが、悪役もイケてます!!ちょっとサイボーグちっくな外見が好きです。シャイヤ・ラブーフは完璧な相棒役でした。トランスフォーマーのときは、正直“なんか冴えない子だなぁ”というのが印象でしたが、すごく進化した気がします。存在感たっぷりなのに、決して主役を食ったりはしない見事な相棒っぷり。かなり株が上がりました。

いろいろと話したいことはあるのですが、あんまりネタばれするのはつまらないなーという感じです。あらかじめストーリーの大筋や肝、それにオチを知っていながら冷静に観たらもったいない!アトラクション系なのでやっぱりドキドキハラハラしたい。えええ!そんなアホな!ってつっこんでしまう、ストーリーやシーンも楽しさの一部。映画を観ながらつっこんで、笑って、引き込まれて“ライド”感を楽しみたい大迫力アクションでございます。

私は旧作はほぼ全部テレビなので、今作を見て良く分かったのですが、この音楽に映像は絶対にスクリーンで観るべしです。ジェットコースターに乗っているようにわくわくドキドキして、すっきりとした気分で劇場を出れる良作です!

アフタースクール

今年初邦画。
最近は仕事に気力体力を吸われて感想を書く気力が不足しているので今回は短めに。

とりあえず、観てよかった〜!

主演が大泉洋、佐々木蔵之介、堺真人。
俳優さんがみんな好きだったのと監督の名に惹かれて観にいきました。「運命じゃない人」がいい!って話題になっていたのは知っていたのですが、なんとなく観れずにいました。なので、これはどうしても観たかったんです。

俳優さんがみんな好き。
笑える小ネタも好き。
後味もいい。
気持ちよく騙されました♪

話の筋が分かっていたとしても、もう一回観てもいい!と思いました。

上映館が少ないのもあって、私が行った劇場は各回すぐに満席になってしまう人気っぷりでした。

つぐない

大河ドラマ系映画結構好きなので、観に行きました。
原作は読んでいません。キーラを主役にした古風でドラマチックな男女の恋愛ものだと思っていたので、嬉しい驚きでした。(甘すぎる恋愛映画よりこういうののほうが好きです)

舞台は1930年代のイギリス。令嬢セシーリアとその妹ブライオニー、そして一家のもとで働く使用人の息子のロビーの関係を描いた物語。話はブライオニーの視点ですすみます。

大人の世界の生々しさをひょんなことから目撃してしまったブライオニー。それがよりによって、大好きな姉と自分でも恋なのか憧れなのか分からない感情を抱いている人だった・・・。繊細で多感な13歳の少女の目をとおすと、どんなにショッキングだったことか。裏切られた怒りと、ある種の嫉妬のような感情から、思いがけず嘘をついてしまったブライオニー。それが、結果的にようやく気持ちを確かめ合うことができた姉とロビーを離してしまうこととなり、自身は重い十字架をおうことになります。

前半がとくに印象的です。響きわたるタイプライターの音、ミツバチの羽音、シンプルなピアノの旋律が緊張感と神経質さを際立たせます。イギリスの田園風景もすごく美しい。若草と美しい花たちが目に鮮やかです。台詞自体は少ないのですが、これら目や耳から入る情報とブライオニー役のシアーシャ・ローナンの演技が見事にアンサンブルしていて、多感な少女のもつある種の潔癖さと神経質さ、焦燥と不安が手に取るように分かる感じになっています。彼女がロビーに淡い想いを寄せるさまが本当に繊細で、痛々しいです。

セシーリア役のキーラ・ナイトレイは気位が高い令嬢役がハマっていました。キーラは、コスチューム系が本当に似合うなぁ。緑のドレス姿が美しい!
ロビー役のジェームズ・マカヴォイ(ナルニアのミスター・タムナス!)も良かったです。優しく哀しい目元に素敵です。
「いつか眠りにつく前に」にも出てたヴァネッサ・レッドグレーヴが回想するブライオニー(老女期)役で出てました。髪形が少女期と一緒なのが気になりましたが、透明感のある目はシアーシャ・ローナンと共通するものがあって、ぴったりな配役だなーと思います。

come back, come back to me この台詞で号泣です。せつない。

ちょっと息苦しい余韻が残りつつ、映画館をあとにしました。



マイ・ブルーベリー・ナイツ

観てから書くまでだいぶ経ってしまいました・・・

光の色合いが美しい幻想的映像、バックの優しい音楽・・・
やっぱりふわふわと酔わせてくれるような世界観でした。
ただ、この作品が「映像を見せるだけ」で終わらないのは、撮り方に起因する気がします。
ウォン・カーウァイは、“アドリブ重視”らしく、脚本が部分的に真っ白なこともあるそうです。
ブルーベリーパイとアイスクリームが混ざり合って、より一層美味なデザートになるように
役者さんたちの生き生きとした演技とのアンサンブルがあったからこそ、
「映像集」ではなく、「映画」になっていた気がします。


ストーリーの中では、鍵と扉が象徴的に使われています。
「鍵を捨ててしまったら扉はずっと閉じたまま(だから捨てない)」
「鍵があっても扉は閉じたままかもしれない」
「扉を開けられても、中に入らないこともある」
「扉を開けられても、ドアを開けたら誰もいないこともある」

恋愛はやっぱりタイミング。
どうしようもなくすれ違うときもあるし、自分から引っ張り寄せてうまくいくこともある。
やっぱり悲しいのはどうしようもなくすれ違う恋愛。

アーニーとスー・リンの恋の話は、ありがちだけれどもやっぱり見ていて辛かったです。
愛すれば愛するほど、相手からは離れられてしまう男。
だめとわかっていても酒に頼り、手紙に頼り、そして最後には脅しに頼るが、
もちろんうまくはいかない。
一方、別れてもなお自由を奪う彼の愛情が、嫌で嫌でたまらない元妻。
何度となく「いなくなればいいのに」と思っていたのに
実際に失ってみて、いかに自分にとって大切な人だったかに気がつく。

主人公のエリザベスはなんだかんだ言って、自分から引っ張り寄せているタイプ。
「自分を変えるために」NYを去った後も、エリザベスはジェレミーに手紙を送り続ける。
自分の住所は一切書かずに。
彼が“道”の向こうで待ってくれることを心のどこかで知っていて、
自分の感情を吐露する場として彼をつなぎとめている。
彼の好意を感じていなければさすがに出来まい。
手紙を貰う側のジェレミーは運良く(?)身近な誰かになびいてしまうことなく、
彼の中の彼女は大きくなるばかり。
このストーリーで悲恋にならないことは分かっていても、前述のすれ違う恋を見ると
エリザベスの小悪魔的行動が功を奏してハッピーエンドになって良かった、と安堵します。


それにしても、本当に女性好みの映画だと思います。
とにかくジェレミーが出来すぎています。女子の理想像ってやつでしょうか。
 ・「ブルーベリー・パイが売れ残るのは、ブルーベリー・パイのせいではないんだよ。」
  なんて肯定の優しい言葉をかけてくれる。
 ・失恋に泣く乙女をぎゅっと抱きしめる。
 ・突然いなくなった彼女を1年も待つ。もちろん身近な誰かに浮気したりしない。
 ・いつのまにか過去の恋人への思いは断ち切っている。
 ・一方的な彼女の「発信のみ」のやり取りにイラついたりやきもきすることはない。
 ・彼女と話すために町中のダイナーに電話をしてしまう。
 ・擦り切れるほどに、思い出のVTRを観る。
こちら側に好意がなければ、ただのストーカーっぽい気がしますが・・・
そもそもこの突っ込み自体が野暮なのやも知れませんが・・・


強いメッセージがあるというよりは
女性が求めているものをたくさん詰め込んだ、綺麗な万華鏡みたいな作品でした。
きらきらした美しい言葉や映像は、個人の経験や好みやそのときの気分によって見え方もメッセージも変わる。そんな感じがしました。

個人的には、ポスターの画像になっていた中途と最後のあま〜いキスシーンはキュンとしました。
・・・やっぱり私も女性です。

クローバーフィールド HAKAISHA

とにかく臨場感が半端なく、ジェットコースターみたいな「体感」する映画です。確かにゆれがすごい。時折下を向いて目を落ち着かせたりしながら観ました。でも気分は悪くならなかった。体調良かったからかな?

あとは、正直言って映画館じゃないと、観てもあんまり意味がないかなと思います。大きい画面で、四方から音と振動を感じるからこそ、迫力・臨場感・緊迫感を体感できるんだと思います。

内容については、絶対に万人ウケはしないことは確か。私は超興奮!!大好き!というほどではないけれど、結構楽しめました。一見なんにも考えられていない風に見えて、ちゃんと起承転結があるし、脚本も演出もかなり考えられてるなーと思います。エンターテインメイントとしてきっちりまとまっている感じがします。ただ観客にすべてを教えないってだけ。映画を観たからと言って、謎は全く解決しません。むしろ観た後の方が謎は増します。最初から最後まで説明はいっさいないので、話の解決&すっきりしたエンディングを求める人は拒否反応を示すのではないかと思います。

”参加型”な映画なんだろうなぁ。自分や他人の感想があってはじめて完成する映画。新しい映画だなぁ、って思いました。

最初はしばらく呆気にとられていましたが(解決しないから)しばらくすると、とにかく話が尽きません・・・。

「ジェイソン(兄さん)がSlusho Tシャツ着てたんだけど!」
「え?うそ?全然分からなかった・・・」
「●●が死んだときのあれって△ってこと?」
「え?私は■だと思っていたんだけど?」
「ねぇ、結局あのYoutube映像に出てた会社って、どう関係あったのかちっとも説明されてないよね・・・」
「ね・・・。あの生物はきっとさ
(以下割愛)

観たらとりあえず自分の感想を誰かに伝えたくなる。
人と話せば話すほど楽しい。一人で味わうとあんまり面白くない。

良くも悪くもパワー&インパクトがあり、好きも嫌いもはっきりと主張したくなる映画です。

「私の『クローバーフィールド1.5』」とか作っちゃう人がいれば面白いのになって思いました。

バンテージ・ポイント

レビューやチラシ、公式サイトなどを特に見ず、下記の興行通信社ランキングの記事だけにつられて観ました。

大統領狙撃の瞬間の目撃者が8人出てくるものの、それぞれ異なる地点・立場からみた証言は食い違う。シークレットサービスのバーンズがたった一人で、全ての視点《バンテージ・ポイント》の先に潜む真相に迫るサスペンス・アクション。知性を刺激する展開と予測不能な結末、スピード感溢れる映像が見所。(興行通信社)

それと小耳に挟んだのは、黒澤明の『羅生門』と同じで、一つの事実を視点を変えて描く形式をとっているということ。

そんなものだから、とにかくいろいろと驚かされました。観る前までは、どちらかと言えばもっとサスペンス色の濃い、誰を信じたらよいのか分からないと頭を抱えたくなるような謎説き系かと思っていたんです。アクション系エンターテインメイントなんですねー。

最初は、違う視点から見た同じ銃撃シーンを何回も何回も繰り返します。黒澤明の『羅生門』では、複数の人物が同じ出来事についてそれぞれの視点で証言をしているのに対して、この映画では各人がそれぞれ目にした事実を切りとっている感じでした。繰り返しの中で少しづつ謎が明らかにはなるものの、この繰り返しが結構長くて、「うーん。ちょっと辛いなぁ」と思い始めた頃にどんでん返し的な視点が・・・。

そこからはノンストップ。
スピーディで迫力があって、臨場感がとにかくすごい!「ジェイソン・ボーン」シリーズ並みの目まぐるしい映像で、ノンストップのジェットコースターに乗った気分です。カー・チェースとか本当にすごい!24みたい。ザ・エンタメ映画。

もう一つ意外だったのは、時代設定が新しかったこと。観る前までは大統領狙撃ってことで、もう少し古い時代設定なのかと勝手に思っていました(70年代とか80年代とか)。現代のアメリカの敵は必ずイスラム系なんですね。テロのリアル系映画が立て続けて公開されて、ついには今回のようなノンリアルでも当然イスラム系が敵・・・。「アメリカは刷り込みをしたいの??」なんて思ってしまいます。ま、これは政治的なメッセージが込められた映画ではないからいいけど・・・。

と、設定に文句をつけつつも、基本的にはエンタメ映画としてかなり満足したので、不満はありません!友人にどう?って聞かれたらオススメすると思います。


スパイダーウィックの謎

キャスリーン・ケネディの最新作。
シリーズ系の超大作ファンタジーとは全然違います。どちらかと言えば、『グーニーズ』や『グレムリン』のような雰囲気の作品。ファンタジーというよりはアドベンチャー。

たいして期待をしていなかったので、観る前よりも観た後のイメージの方が良い作品でした。

両親の離婚により、森の奥にひっそりとたたずむ屋敷に母親と引っ越すことになった3人姉弟。屋敷は暗くて陰気で異様な雰囲気。そんな家の中で、主人公ジャレッドが、“決して読んではならない”という警告のメモが記されていた謎の本を見つけてしまった。“読むな”と言われて、読まずにいられるはずがない。でもそこから、姉弟たちのサバイバルが始まります。

主人公たちが良い子すぎないところが好きです。兄弟げんかもするし、憎たれ口もたたくし、「ダメだ」って言われたものを内緒で見ちゃうのがほほえましい。悪いのに憎みきれない悪役も、味方なのにちょっと気持ち悪いキャラたちも大きな魅力です。ぷりぷり怒っているボガートも、よだれをダラダラたらしているゴブリンも妖精。やつら、ものすごくツボです。きもかわいい!(妖精たちはティペット・スタジオのCGキャラクターらしいです。CGどうだー!すごいだろう!って見せつけすぎていない感じが好きです。)

話自体は全体的にきゅっとまとまっていて、スピード感があって、個人的には結構楽しめました。

小説が元となっている映画だと、原作に忠実なことを求める人が多いと思います。でも、最近乱立している多くのファンタジーを見て思うのは、原作に忠実な脚本って間延びをするし、短い時間の中で無理していろいろな情報を与えないといけないから、映画の中で妙にいろいろと説明をする気がします。そういうのって実は映画向きではないのかも。

1、2、3って作ったからといって、どの作品でもファンが一緒についてきてくれるかは疑わしい。この作品も実は5冊の本が原作で、筋は全然違うらしいけれど、この映画に関してはこれで正解なのではと勝手に思っています。

私が親だったら、子供とテレビでやっているアニメ映画に行くのは辛いけれど、これならば大丈夫かもと思いました。

ノーカントリー

観ている途中は、とにかくハビエル・バルデム演じる殺人鬼のシガーが怖かったです。静かな狂気。声を荒げることもなく、テンションを上げることもなく、自分のルールに従って、成し遂げるべき殺しを淡々とこなしていく姿は、まさに怪演です。

目がすわっていたり暴れたりと表面から分かりやすい精神の異常よりも、外からは分かることはない内面的な歪みの方がずっと怖い。そして、自分ではちっともおかしいと思っていないことにも恐怖を感じます。ルウェリンの妻とシガーのやり取りを観ても、彼は自分の考え方は正しいと思っているし、絶対に何があっても意志は貫くんだということがよ〜く分かります。

私は「技術」、「仕掛け」、「技巧」が分かるような映画マニアではないので細かいことは良く分からないのですが、観終わってから全体のメッセージがじわじわと伝わってきました。私が感じたのは無常観。

メッセージはタイトル『no country for old men』そのままなんだなと思いました。「年寄りのための国はない」というよりは「古い奴ら(=変わらない奴)のための国なんてない」。

トミー・リー・ジョーンズが演じるベル保安官が、結局何もできなかったのと同じように、何かを変えたいと思ったり口にしたりしても、実際に変えようとしないなら、何も変わりはしない・・・。そういうことなのかなー。

観た後の気分は、決して良いものではなかったです。
冷たい重しを腹に入れられたような感覚がしました。

でも、観たことに後悔はしていないです。

スルース

ケネス・ブラナーの最新作。ローレンス・オリビエ&マイケル・ケイン主演の「探偵スルース」をリメイクした作品です。

ベストセラー老作家が自身の邸宅に、妻の浮気相手の若い男を招くところから話ははじまります。若い男マイロ・ティンドルにはジュード・ロウ、老作家アンドリュー・ワイクは、前回はマイロ役だったマイケル・ケインが演じます。出演者が2人だけの密室劇。

この映画すごく好きです。
二人のいやらしい口撃がちりばめられた不毛な心理戦にゾクゾクしました。

撮り方も好きです。上から見たアングルや、防犯カメラを通した映像、目や手元など毛穴が見えそうなくらいのアップ・・・どれも効果的でした。

現代的なインテリアが隙なく配置されたゴージャスなワイクの邸宅のポイントは光だと思いました。様々な種類の照明があったのですが、その照明を映す、ぎらぎらした目の光、顔の表情を強調する光の陰影が怖さを増長していました。感情とリンクしていた照明の色使いも独特でよかったです。

今回の「スルース」は「探偵スルース」とはストーリーが違うそうです。ものすごく気になります。若い頃のマイケル・ペインも見たい。DVD化を熱望。出たら絶対買います。

いつか眠りにつく前に

重い病気にかかり、死の間際の数日を家で二人の娘と過ごす老婦人アン。
ずっと寝たままの彼女は、時折うわごとのように娘たちの知らない人たちの名前を口走る。彼女が人生の終わりに脳裏に浮かんだのは、激しくも短い、罪の意識に苛まれた、結ばれぬ恋。

映画は40数年前のその思い出と現在が交錯する構成です。気がついたら泣いていました。優しく、深い言葉がとても多い作品でした。派手でドラマチックな作品ではないのですが、完璧な美男・美女ではない、目で語る役者さんたちの織り成す世界に静かな感動をおぼえました。

印象的なシーンは、アンと親友ライラがベッドの上で語るもの。「私たちは、どちらかが、ハリスと結婚するべきだったのよ。 そうじゃない?」と聞くアンに「私達はそれぞれ、すべきことをしたのよ」と言ったライラ。ライラと話すことで、人生を受容され、心の奥にずっとあった罪悪感からも救われたアンの顔は、穏やかで優しい顔に変わっていました。

母を看取っていた二人の娘たちも、母の人生の夕刻を通じて救われます。姉は母への感謝の気持ちをようやく伝えることができ、仕事にも恋にも、自信を失っていた矢先に妊娠して戸惑う妹は、人生の先輩である母とその親友の言葉によって、前に進む勇気を得ます。

「幸せなときもあったし、そうでないときもあった」とライラが言うように、人生には様々な局面があって、常に不幸な人もいなければ、常に幸せな人もいないように思います。
どんな人生でも、自分自身がそれを受け入れられないと、後悔の人生になってしまうのかもしれません。

40代や60代、年齢と立場が変わったときにまた観たいと思う作品でした。

原題は「evening」。人生の夕刻。
よく考えられている邦題もとても素敵です。

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